ご挨拶・診療方針
ご挨拶
石動そして小矢部市で90年以上、地域の皆さんと共に
初代院長・上田馨が旧石動町上新町の聖泉寺前に上田歯科医院を開院したのは、大正14年のことです。
以来90年以上、石動町・小矢部市の皆さんと共に過ごしてまいりました。
当院には幅広い年齢層の患者さんがお越しになります。
お母さんに連れられた赤ちゃんも、お口の健康チェックにいらっしゃいます。
地域のお子さんが健康ですくすくと育つよう、歯科医師の立場から成長をサポートできることは、私たちの大きな喜びのひとつです。
小さいうちに、むし歯や歯周病になりにくい口腔環境を作ることは、生涯に渡ってご自身の歯で食事ができることにつながります。
また、清潔なお口を維持するためには、ご自宅でのケアと定期的なメインテナンスが必要です。
歯に痛みが無くても、3か月に1度は予防治療にお越しください。
お口の健康チェックを行うことで、むし歯や歯周病を未然に防ぎ、皆さんのお口の健康をお守りします。
ご高齢者やお身体が不自由で通院が困難な方は、ご自宅まで歯科医師、歯科衛生士が伺いますので、お気軽に訪問診療をご利用ください。
訪問診療では、むし歯や歯周病治療、入れ歯の調整など、歯科医院とほぼ同等の治療を受けられるよう設備を整えています。
健康で幸せな毎日の基礎となるのは、ご自分のお口から栄養が取れることです。
在宅でも清潔なお口を維持できるよう、口腔環境の改善をお手伝いいたします。
これからも末永く皆さんのお役に立てるよう、地域医療に貢献してまいります。
四代目院長 上田昌和
上田歯科医院のあゆみ
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- 大正12年
- 初代院長:上田馨(明治34年6月1日生)
日本歯科医学専門学校(現日本歯科大学)卒業
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- 大正14年
- 旧石動町上新町にて上田歯科医院開院
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上田歯科医院 開院の「広告」
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- 昭和2年
- 旧石動町鍛治町へ移転
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鍛治町 上田歯科医院前にて
上田馨初代院長陸軍中尉でもあり、乗馬が出来ました。馬に乗る歯医者さんとしても有名だったそうです。
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- 昭和14年
- 旧石動町中新田町(現 小矢部市新富町)へ移転
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- 昭和23年
- 上田昌 日本歯科医学専門学校卒業
二代目院長就任 -
新富町 旧上田歯科医院
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- 昭和53年
- 医院新築
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医院新築時写真
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- 昭和54年
- 上田外喜男 副院長就任
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上田外喜男副院長時代
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- 平成10年
- 上田外喜男 三代目院長就任
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- 平成28年
- 上田昌和 副院長
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- 令和4年
- 移転リニューアル
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- 令和6年
- 上田昌和 四代目院長就任
診療方針
お子さんのお口を守ります
当院は地域のお子さんのお口を守ることに力を入れています。
それは小さい頃の口腔環境が、生涯のお口の健康に大きな影響を与えるからです。
口腔内の細菌バランスは3歳頃までに整うため、むし歯や歯周病のリスクの程度は小児期に決まってしまいます。
将来、むし歯や歯周病でよく噛めなかったり、歯が抜けてしまうと、食事を楽しめなくなり生活の質(QOL)が低下してしまいます。
ご自身の歯でしっかり噛んで栄養を取り込み、身体全体の健康を維持するためにも、赤ちゃんの頃からお連れいただき、むし歯になりにくい食生活や歯並びが悪くならない生活習慣を身につけていきましょう。
治療は患者さんとのコミュニケーションから
皆さんにとって「良い歯医者」とは何でしょう。痛くない、優しい、家から近い…。
おひとりお一人、歯医者について何を重視するかは異るかと思います。
これらはとても重要なことですが、本当に良い歯医者はこれだけでは不十分です。
どれだけ痛みが少なく便利な医院であっても、これらの条件は「そのときだけの良さ」にすぎません。
当院は患者さんのお話をしっかりお聞きし、お気持ちを尊重したうえで、最も良いと思われる治療をご提案します。
そして、ご納得いただける治療法をお選びいただき治療計画を立ててまいります。
本当に良い歯医者は、ただ目の前にある歯を診るだけではなく、その先にある食生活、お口と人生を見据えて治療を行います。
当院は「患者さんが健康な歯で一生過ごせること」を目標とし、地域の皆さんにとって「歯を守る良きパートナー」になれるよう努めてまいります。
初診時の流れ
1.カウンセリング
お口の問題や症状、お困りな事などをお聞きします。歯科治療に対する不安などありましたら何でもご相談ください。
患者さんのお話をよく聞くと、どのような考えをお持ちで、何を大切にされているかが見えてきます。
しっかりとカウンセリングすることが、患者さんへのベストな提案につながると考えています。
2.検査・結果のご説明
お口全体の健康状態をチェックします。
症状のある部分だけでなく全体的な検査も行い、お口の中の状態を記録いたします。
診断結果はカウンセリングルームやチェアサイドのモニターを使用し、目で見て分かりやすくご説明いたします。
歯科の専門用語をなるべく使わず、患者さんにとって分かりやすい言葉でご説明できるよう心掛けています。
3.治療計画
検査結果とカウンセリング内容を元にして、どのような治療計画が適切か検討します。
インフォームドコンセント(十分な情報を得た上での合意)を経て、ご納得いただける治療計画をたててまいります。
例えば麻酔をして、むし歯を抜いてしまうことも治療の選択肢のひとつですが、様々な技術や道具を駆使してできるだけ抜かないように努力するのは、「ここで歯を抜いてしまったら、この方の人生が変わってしまう」と思うからこそです。
私たちは、すべての患者さんが一生自分の歯でおいしく食事できるよう、最も良いと思われる治療法をご提案します。
4.治療開始
毎回必ず治療内容をご説明いたします。
患者さんの同意を得て治療を開始し、終了時には今日の治療内容と次回の予定をご説明します。
5.メインテナンス
むし歯や歯周病の治療が終わりましたら、3か月に1度ご来院いただき、予防をしていきましょう。
「食べる」という行為は生きるうえでとても大切な楽しみのひとつです。
もし硬いものが食べられなくなってしまったり、味がしなくなってしまったら…。
だからこそ私たちはお口の健康を守るプロとして、ご来院いただいた皆さんには「一生食べたいものを自由に食べて、 より良い人生を送っていただきたい!」と心から思っています。
定期的な予防処置を通し、皆さんと長いお付き合いをしていきたいと考えています。